本堂にて

本堂にて

本堂が賑やかになりました。

専法寺保育園の園庭は境内と本堂。

天気の良い日は境内の自然に触れ、

涼しい本堂で一休み、かと思いきや、広い本堂ゆえ、また走り回る。

阿弥陀さまも許してくださるでしょう。

専法寺保育園開園から1ヶ月経とうとしています。

園児も職員も徐々に慣れてきました。

何よりも私自身も、なんとか慣れてきました。

お陰様で毎日賑やかな声がしています。

おめでとう

おめでとう

あなたのお誕生日はいつですか?

お誕生日会をする人、しない人。

忘れていた、うっかりしていたという人は少ないはずです。

どんなことよりも覚えるカレンダー、それが誕生日です。

お釈迦さまのお誕生日は4月8日。

全世界の仏教徒3億8400万人がお祝いをする日。

専法寺でもお釈迦さまのお誕生をお祝いして、

毎年、本堂の入り口に花御堂(はなみどう)を設置します。

お釈迦さまがお生まれになられた時、空から甘露の雨が降ったというお話をイメージして、

真ん中には天と地を指差している幼子のお釈迦さまのお像を安置し、

その周りには水に浮かべた色とりどりのお花。

お参りでは、お釈迦さま像に甘茶をおかけします。(専法寺ではお水にしてます)

今日は専法寺保育園の先生にお手伝いいただき、花御堂を設置しました。

お花は専法寺保育園開園のお祝いにいただいたお花を活用させていただきました。

設置して間も無く、近所の子供達や親御さん、おばあちゃん達がお参りしてくれました。

来週8日(火)まで花御堂がありますので、是非お参りくださいね。

新時代

新時代

2019年4月1日。

新年度スタート。新元号「令和」発表。

全てが真新しい一日。

専法寺も新たな時代に入りました。

専法寺保育園開園。

500年の歴史がある。それを守り続けてきた先代達。

これからも守り受け継ぐ責務は変わらないが、

もしかすると、今まで以上に「守る」ことは難しい時代に入るかもしれない。

先代達はどうしていたのか?思いを巡らすと、難しいのは今の時代だけじゃない。

時代の転換期もあった。戦もあった。辞めようと思われたこともあっただろう。

今以上に「守る」ことに命を尽くされた時代、先代もきっといただろう。

しかし、きっと辛抱しながらも前を向いてくれたから今がある。

やはり「温故知新」が一番しっくりくる。

根っこを大切に、幹、枝、葉、花を太く広げ咲かす。

「攻め」ではなく、「守る」がゆえの「イノベーション」「変革」「チャレンジ」。

地域のお寺としてのあり方を見つめ、

地域の子ども達が育つ過程をお寺がサポートし、

お寺も地域と共にあり続ける。

今までの時代もそうであったように、

新たな時代に入っても、どんな時代になっても、これからも専法寺を、三次を「守ります。」

そのための専法寺保育園。

専法寺保育園開園にあたりご尽力いただきました多くの皆様に感謝を。