鬼

2月3日節分の日。

専法寺保育園に鬼がやってきました。

しかも神楽の鬼。

三次市作木町の伊賀和志神楽団さんにご協力いただきました。

先生たちが数日前から神楽の写真を子ども達に見せたり、予行演習なども行い、本番を迎えました。

子どもたちは怖がったり、泣いたりもしましたが、最終的には勇敢にやっつけました!!

コロナ禍で神楽を見ることが少なくなり、子ども達も地元の文化に触れる機会が少なくなりました。また、神楽団さんにとっても舞う機会が制限され、練習の回数も少なくなり、技術などのモチベーションをキープすることが難しくなっています。

今回は地元の文化に触れることを目的に節分の豆まきを行いました。

三次には素晴らしい文化があります。

伝承していくことが難しい時代がこれまでもありましたし、これからもあるでしょう。まずは地元に暮らす私たちが地元の文化に触れて愛着を持つことが、文化の伝承へと繋がります。

少しでも子ども達の思い出に残ってくれるなら嬉しく思います。

2023年

2023年

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

年末は大雪に見舞われた三次。雪かきで年を越された方も多かったのではないでしょうか?私は作業で腰を痛めてしまいました。。。

また、年末恒例の大掃除にお集まりいただいた皆様有難うございました。お陰様で綺麗な本堂でのお勤め、除夜の鐘も無事に終わりました。

大晦日には多くの皆様にお参りいただき、コロナ禍ではありますが、久々にお会いできる方々とのご挨拶は懐かしくも新鮮で、人との触れ合い無くして人生を歩めないことを改めて感じさせていただきました。

今年はどのような年になるか想像がつきませんが、困難なことがあると想定しつつも、より良い年に、そして他者への思いやりを忘れない日々を送らせていただきましょう。

皆様にとって良い年になりますよう。

中国新聞

中国新聞

毎週月曜日、中国新聞さんの「洗心」欄で、副住職のエッセイ連載が始まりました。

2週間に1回程度の、来年の3月頃までの掲載になろうかと思いますが、ぜひお読みください。

テーマは「自利利他〜我も他も全て良し〜」です。

できるかぎり、日常風景にある仏教的視点を、柔らかく優しく書かせていただければと考えてます。

文字数の制限や語句の表現などで書ききれないこと等もありますので、その点ご容赦下さい。

秋のお彼岸

秋のお彼岸

台風一過の三次。

吹き返しの風は風はあるものの、清々しい天気になっています。

台風によって被害、被災された皆様に一早い日常が戻ってきますように。

今日9/20(火)から9/26(月)まで、秋のお彼岸です。

ついこの前お盆が終わったのに、あっという間にお彼岸。

「再々、お参りしないさいよ。」という、日本が長年かけて培った仏教文化。

今週9/23(金祝)には本堂で13:30よりお彼岸法要も営みます。

お墓参りに合わせ、ぜひお参り下さい。

暑さ寒さも彼岸まで、ですが、近年では残暑が厳しい折、コロナと共に熱中症にもお気をつけ下さい。

追伸

専法寺の対岸、寺戸の彼岸花が咲き始めました。地元の方々が手塩にかけて育てた彼岸花です。どうぞ優しく見つめてあげて下さい。

お盆も終わり…

お盆も終わり…

今年のお盆は賑やかでした。

行動制限のない久々のお盆でしたので、多くの方々がお墓参りに来られました。

嬉しい限りです。

「ようやく帰って来られました」

「久しぶりにお墓参りができます」

喜びの声もたくさんありました。

行動制限がないと言いながらも、コロナ感染拡大の最中でしたので、皆さん気を使われながらだったと思いますが、ともあれ、コロナによって繋がりを失いつつある現代で、命の繋がりを感じるお墓参りになられたのではないかと思います。

参拝記念スタンプを押して帰られる方も多く、作ってよかったなぁとしみじみ。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、記念スタンプの種類をじわじわ増やしています。

元 野球選手の似顔絵も置いていますので、記念にどうぞ。ちなみに、帽子のMは三次少年野球クラブのMです。

わざわざ来てくれた赤いカープ344Tシャツの女の子。小さな頃から梵英心ファンだったそうで、広島市民球場時代から現在のオリックス京セラドームまで応援に行ってくれているとのこと。ありがとう。またきんさいね。

蝉の声

蝉の声

今年も今日がやってきました。

8月6日、広島原爆の日。

8時15分に鐘をつきました。

毎年、鐘の音と共に聞こえているのは蝉の声。

8時過ぎごろから、一段と大きく、たくさんの蝉が鳴き始めるような気がします。

77年前の広島もそうだったでしょう。

しかし、8時15分を境に、そんな蝉の声は止まり、違う声が聞こえてきたのではと毎年思います。

「助けて」「水をください」「お母さん」「逃げろ」「大丈夫か」

生死の境で出てくる声。

想像を超えた世界の中、必死で生きようとする声。

しかし、既に出す声もなく息絶えた方々も。

そんな世界が77年前あったことを人類は忘れてはならないし、

一人でも多くの方に思いを馳せていただきたい。

そんな想いもありながら鐘をつきました。

今、蝉が鳴き続けています。

蝉の声が聞こえ続ける平和な朝を有難く。

この後、10時より本堂で原爆・戦没者追悼法要を営みます。

どうぞお参り下さい。

紫陽花の池

紫陽花の池

今年も専法寺の池に紫陽花を浮かべました。

三次町の皆さんのお宅にある紫陽花をいただいたり、また、庄原市の国営備北丘陵公園さんにご協力いただき、色鮮やかな池になりました。

保育園の子どもたちや保護者も楽しんで、ご近所の皆さんも涼を感じてくださっていました。

今週いっぱいで見頃は終わると思いますので、どうぞお早めにご覧下さい。

合同墓

合同墓

先祖代々の墓を守り続けるのが遠方で難しい、家族にお墓の心配をかけたくないなど、お墓のご相談が増えてきております。

多様化する時代の中で、人々の暮らしや生活スタイルも様々で、お墓に対する考えも変わってきました。

「お墓」の在り方は、時代とともに変化をしています。その中でも変わらないものは、大切な人に想いを馳せ、私を見つめる場所であること。

皆様のご不安を少しでも解消し、仏縁を深めていただきたい。

「お墓」は私へと繋がる大切な「心の故郷ふるさと」です。

次の世代にも大切に受け継ぎ、また安心してお過ごしいただけるよう、専法寺では散骨式の合同墓を本堂裏墓地に建立いたしました。

故人の家族や親族に代わり、御遺骨を永代にわたって専法寺がお護りいたします。

梅雨前に

梅雨前に

梅雨入り前の5月。

伸びた墓地の雑草の除草を行いました。

通路や空き地の伸びた草はもちろんですが、

新型コロナでなかなかお墓参りに来られない皆様のお墓周辺もきれいにさせていただきました。

一雨ごとに草木も伸びますが、お盆まではなんとか綺麗なお墓であってもらえればと。。。

なまんだぶ。