おとき

おとき

11月28日。

浄土真宗の開祖、親鸞聖人のご命日です。(旧暦)

昨日から婦人会の皆さんが「おとき」をこしらえてくださっています。

「おとき」、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?

漢字で書くと、「お斎(おとき)」となります。

由来は仏教の「斎食(さいじき)」から。

この斎食は、元々は仏教の戒律に従ってお坊さんが午前中、正午までに取る食事のことですが、今では、法事や御葬儀など、仏事を終えてからの食事を指すようになっています。

ですので、元々は精進料理ですが、今では魚や肉も入っているお膳も、いや、どちらかと言えばこっちの方が多いかと。

専法寺では親鸞聖人の報恩講法座に合わせ、「おとき」を作り、皆さんと一緒に法座前12時からいただいています。

三次産のお米やお野菜をふんだんに使った精進料理。

お参りに合わせ、ぜひ有り難くお召し上がりください。

専法寺報恩講法座 11月28日 13:30〜15:30 *おときは12時から

おみがき

おみがき

専法寺でずーっと続く伝統行事。

11月28日の親鸞聖人報恩講前に行う、本堂仏具の清掃「おみがき」。

一年間の感謝と、今ある私たちの生活に感謝をさせていただく「おみがき」。

煤と埃の溜まった自分の心までも磨かれる、といえば大袈裟ですが、

どこか身の引き締まる時間です。

今年も多くの皆様にご奉仕いただいて、ピカピカになった仏具。

これから一年間、またよろしくお願いします。

団体参拝

団体参拝

専法寺にはたくさんの方々がお参りをされていますが、先日は団体でのご参拝がありました。

今年出来たばかりの日本妖怪博物館や、三次ワイナリーなどの観光コースを巡るツアーで、三次到着後、専法寺に立ち寄っていただきました。

皆さんと一緒にお勤め(読経)をし、副住職の法話。

法話は、三次の歴史と妖怪と観光と、仏教と、カープ、を盛り込んで。

到着した時、濃かった三次名物の霧は、本堂を出る頃には見事に晴れ、あっという間の1時間。

三次の観光に合わせてお寺にご参拝。

新たな三次の観光ルートになりそうな予感がします。

団体参拝のお問い合わせはご遠慮なくどうぞ。

専法寺 0824-62-3596