屋根の修繕

屋根の修繕

屋根の修繕工事をしています。

昭和47年に再建建立いただいた本堂。

50年が経過しようとしています。

ここ近年の雨量に対応できなくなり、雨漏りする箇所も出始めました。

職人さん達が本堂の屋根に登って作業して下さっており、下から見るこちらの方がドキドキしてしまいます。

お彼岸のお墓参りの中申し訳ありませんが、ご協力宜しくお願いします。

屋根の上からは対岸の彼岸花が綺麗に見えました。

https://senpouji.jp

秋のお彼岸

秋のお彼岸

専法寺の対岸、寺戸の彼岸花が真紅に群生しています。

ゆるやかな西城川の流れと共に見える彼岸花。

地域の皆さんが手塩にかけ育て咲きました。

私たちの命、人生もそうでしょう。

多くの方々が大事に育んだ結果、今、咲いています。

有難うと感謝して過ごすのがお彼岸。

今日から秋のお彼岸です。

お仏壇やお墓参りにお合わせて、

皆さん自身の命に感謝するお彼岸としましょう。

寺戸の彼岸花、見頃を迎えています。

ぜひご覧ください。

御礼

御礼

去る9月9日、10日に執り行いました、

専法寺第16世坊守、宝珠院釈蓮明 俗名 梵睦尾(享年96歳)の通夜葬儀式にあたり、

多くの方々からのご厚情に感謝申し上げます。

      

大正、昭和、平成、令和と四つの時代で、

移り行く社会、三次の発展を見つめ、

そして、昭和47年の専法寺の火災、本堂焼失では、

多くの皆様の支えをいただき、

前住職と共に長年、慚愧の念と共に復興の日々を過ごして参りました。

晩年も好きな猫に囲まれ、誰よりもカープの試合を楽しみ、

皆様の暖かいお心に触れさせていただきながら暮らしておりました。

     

本来であれば皆様に生前の感謝を申し上げなければならないところでしたが、

新型コロナウィルス感染症拡大防止における緊急事態宣言下の中、

親近者のみで式を執り行いましたこと、大変申し訳なく思っております。

      
引き続き故人同様、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

       
合掌

訃報のご報告

訃報のご報告

当山前坊守 梵 睦尾 儀 

かねて病臥中のところ、

去る九月七日 享年九十六歳をもって往生の素懐をとげました。

ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げます。

本来であれば皆様方にご挨拶をさせていただく所ですが、

昨今の社会情勢を鑑み、

通夜葬儀は近親者のみの参列とさせていただき、下記の通り行います。

 一、通 夜 九月九日(木)午後七時より  於 専法寺本堂

 一、葬 儀 九月十日(金)午前十一時より 於 専法寺本堂

令和三年九月七日  

浄土真宗本願寺派 梵行山 専法寺 住職 梵 照英

お弔問いただく際は、通夜葬儀式までにお越しいただきますよう甚だ恐縮ですが、重ねてお願い申し上げます。

好きな場所

好きな場所

なかなか遊びに、

なかなか外出できず、

行きたい所、好きな場所にも気軽に行けないこの頃です。

写真の場所は島根県大田市の海沿いにある雑貨屋さん。

ドライフラワーがメインですが、雑貨や陶器なども置いてあリます。

なんと言ってもロケーション。

日本海が一望できる小高い丘にあるので、天気の良い日は外のベンチがなんとも心地よい場所です。

昔から島根県には心惹かれています。

国道9号線を車で走りながら、ふと海沿いに外れて綺麗な夕日を見たり、時には小さな漁港で魚釣りしたり。

そんな好きな場所にもなかなか行く機会が減りました。

今年のお盆は大雨でしたが、それでも多くの方々がお墓参りをされていました。

皆さんにとって、お墓は「大切な場所」で、

お墓参りは大切な人たちと心通わせる時間だと思います。

好きな場所、と言ってしまえば軽々しく聞こえてしまい、ニュアンスも変わってきそうですが、そんな場所の一つであっていただければ。

お彼岸が近づいてきました。

また大切な場所、好きな場所へお越しください。

エッセンシャルワーカー

エッセンシャルワーカー

東京オリンピックの開会式。

印象的だったシーンはありますか?

人ぞれぞれの受け止めがあるかと思いますが、

私は、

エッセンシャルワーカーと呼ばれる方々が五輪旗を受け継ぎ行進したシーン。

私たちが日常生活を送る中で必要不可欠な職種、職務に従事する方々をエッセンシャルワーカーと呼びます。

医療、福祉、物流運輸、小売などがそれに当てはまるそうですが、今回の五輪旗を持つエッセンシャルワーカーの中に保育士さんがいたこと。

これは保育業界として大きな大きな一歩だったのではないかと思います。

労働環境や賃金など、その改善が進められている中で、社会生活に置いて不可欠な職業の一つとして、世界的にその必要性が改めて認められた結果としてあのシーンがあり、保育事業に取り組む端くれの一人として、誇らしく、その任の重大さを見ました。

誰一人、どれひとつ欠けても成立しない世。

全ては繋がりあっている命。

誰もが誰かを支え、誰かに支えられている私たち。

あなたもエッセンシャルワーカーです。

わしの手じゃない

わしの手じゃない

三次はぬるい風が吹いています。

お盆のお参りも始まりましたが、広島は8月6日の原爆の日に合わせたお参りもこの時期から始まります。

今日、お参りしたお宅。

幾度ともなく一緒にお勤めさせていただいていますが、

今回、おじいちゃんが初めて教えてくれました。

「この手はわしの手じゃない。」

1945年8月6日。

原爆に遭われたその方の手には、痛ましく残虐な跡が残っていらっしゃいます。

暑い時は半袖を着ることなく、人知れずその傷と向かい合われた人生。

私たちが想像できないほどの葛藤や苦しみがおありだったことでしょう。

その当時のお話をしていただくこと。

聞くこちらとしてはとても貴重なことですが、

聴きながらも、「思い出す」ということをさせてしまっているのではないかと一歩下がりつつも、やはり、こちらも「聴く覚悟」を持って臨まなければならないということを改めて考えました。

少しお耳も遠くなり、お体も不自由な中、

その手でお経本を持たれ、その手で合掌し、

「お陰様で」と、感謝のお参りをされました。

間もなく8月6日。

今年は平和の祭典オリンピックが日本で開催中。

少しでも多くの方々が8月6日を大切に過ごす1日になってくれればと。

今でも

今でも

「まだいるような気がするんです。だから納骨はもう少しあとで。」

49日法要が終わった後で、おばあちゃんがふと。

そうですよね、そんな気がしますよね、そうあって欲しいですよね。

寂しいからもう少し一緒にいましょう。

でも、どこかで区切りをつけて、前に歩いていきましょう。

辛さや悲しみ、寂しさはなかなか癒えません。

でも、仏さまはきっと安じて下さっていますよ。

「大丈夫か」「心配ないか」「しっかり生きとるか」

今の気持ちと一緒に、仏さまのお気持ちも一緒に感じて下されば幸いです。

本堂の通路にドライフラワーを設置しました。

お寺っぽくないかもしれません。

生花としてのその命は終えましたが、

ドライフラワーとして新たな命を咲かせてくれています。

大切な方々は私の前からいなくなりますが、

仏さまとして新たな命を恵まれ、

私たちを見守ってくださります。

おばあちゃん、おじいちゃんは仏さまとして、

きっといつも一緒にいてくださっとってですよ。

紫陽花続報

紫陽花続報

あれから。

ご近所の皆さん宅にある紫陽花をたくさんいただきました。

お陰様で、綺麗な池になりました。

ご寄付、ご協力いただきました皆さんありがとうございました!!

ただ、やはり、池に浮かべて、見頃は2日以内というところでしょうか。

入れ替え作業が大変そうですが、保育園の子ども達も喜んでくれているので、もうしばらくチャレンジしてみたいと思います。

夏至と紫陽花と

夏至と紫陽花と

今日は夏至。

一年で一番、夜が短い日。

たっぷりと光を感じる日。

暗い世、心が沈む日が多いですが、今日は光を感じてみましょう。

三次は朝から蒸し暑い1日になりましたが、少しでも涼しさを感じていただければと、境内の手水鉢に紫陽花を浮かべました。

気分が乗って、池の中にも浮かべて見ましたが、池の大きさを過小評価。

紫陽花が全く足りません。

とはいえ、池の中に花が浮かび、ゆらめく姿はどこかほっとします。

お参りの際はぜひゆっくりとご覧ください。

追伸 紫陽花、ご寄付をいただければ幸いです。。。