あけましておめでとうございます。

大晦日は久々の雪で、除夜の鐘も冷え切った世界で静かに響いていました。

さて、昨年から大変な日常が続いており、

今年も当分用心しなければならない日々になることでしょう。

「致し方なし」

この一言を発するにどれだけの時間をかけて決断したことか。

昨年、京都清水寺恒例の、今年の漢字は「密」となりました。

確かにそうです。

密という言葉、漢字を人生で一番使った年でした。皆さんもそうでしょう。

「自粛」「暗闇」「我慢」「分断」「中止」「緊急」

昨年よく使った言葉、漢字はどれもネガティブなものでした。

しかし、それだけ「光」を求めたのではないでしょうか。

だから、昨年、そして今年の漢字は、

「光」で行きませんか?

浄土真宗の御本尊、阿弥陀如来様は光の仏様でもあります。

いつでも、どこまでも私を照らし勇気づけてくださる。

暗い時代である今でも、

「大丈夫!頑張りんさい!」と照らして下さっています。

暗闇の先には明るい光。

深い霧であればあるほど暖かな晴れ間が広がります。

訪れる光を待ちわびる今、

憂うことなく、

前を向いていきましょう!

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。