昭和47年三次豪雨災害から50年。
あの時、大変な日々を過ごされた皆様もいらっしゃると思います。
近年、身近な所、予期せぬ所、いたる所でで災害が増えてきました。
当時の記憶、記録を次世代へ伝え、防災の意識、備えを高めていく50年目でもあります。
当時、専法寺本堂には70名近くの近隣の皆様が避難され不安な時を過ごされたそうです。
専法寺は昭和45年の本堂火災があり、昭和47年4月に現在の本堂を再建、その直後、昭和47年7月三次豪雨災害となりました。
続いた災難をご門徒の皆様、地域の皆様のお支えによって乗り越え、今へと繋がっています。
今年2022年は専法寺本堂再建から50年の節目になります。
専法寺の境内には今の本堂を再建いただいた皆様のお名前を記した芳名碑があります。
毎日その碑を見ては、皆様お一人お一人の、そのお気持ちに感謝しています。
また、既にご往生された方も多いのですが、その次の世代、孫の世代へ続いているこの本堂を守る決意を新たにする碑でもあります。
新型コロナ感染症の状況次第ですが、本堂再建50年の記念行事を令和2年に実施をする予定でした「専法寺開山500年記念行事」と合わせ実施できるよう企画しております。
本堂再建50年の年にあたり、改めて皆様に感謝申し上げます。