新年

皆様健やかな新年をお迎えでしょうか?

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨夜の除夜会では多くの皆様にご参拝いただき、子供たちの声と共に除夜の鐘の音が高らかに響きました。専法寺の鐘には「諸行無常」と刻まれています。高らかに響くその音も、いつまでも続くことはなく、徐々に小さくなり、いつかは消えて無くなります。いつまでも有り続ける物事は有りません。「諸行無常」とは儚さと共に、今の一瞬の有難さを改めて感じ入る仏教用語。

私達の命は当たり前ではなく、有難いと感じ、往く年と来る年に感謝。

今年は元号も変わり、社会情勢も目まぐるしく変動する変化の年になりそうですが、出来ることならば、情勢には左右されることなく、私達に一番大事な物は何かをどっしりと抱えながら生きていける年にしましょう!

なまんだぶ。

秋のお彼岸

秋のお彼岸法座が終わりました。
街はどことなく落ち着きがありません。
カープの所為でしょう。
しかし、少しは落ち着いて自らの命を見つめることを。
ご講師、牛尾かおり先生のテーマ「いのちの行方」。
お彼岸に合わせ、私自身の今を見つめるとともに、仏様のみ教えを頼りに、私の命の行方を定めていく。
私ごととしての仏教がそこにあります。

豪雨災害

各地で大変なことになっておりますが、皆様ご無事でしょうか?

専法寺はなんとか被災を免れましたが、三次町でも、中所や寺戸、願万寺、畠敷町方面でも浸水被害となっています。

無常とはいえども、自然災害の恐ろしさと日々の有難さを痛感しております。

 

専法寺は昭和47年の水害被災で皆様から様々なご支援をいただき今日があります。

私共としても出来る限りの支援をさせていただければと思っておりますので、

ご門徒様の中で被害に遭われた方がいらっしゃいましたら、ご一報くださいませ。

春のお彼岸

三次の一番ザクラ。
専法寺の古木、彼岸桜があと少しで咲きそうです。
   
今日から春のお彼岸。
三次は朝から快晴で、お墓にもたくさんの方がいらっしゃっています。それぞれのお墓も綺麗なお花で彩られています。
         
お彼岸の期間中に咲いてくれる彼岸桜。
毎年、この桜を楽しみにしてくださっているおばあちゃん。
また今年もこの桜の下で会いましょうね。
     
南無阿弥陀仏

初参式について

初めてのお寺参り。

子供たちの人生最初の大切な儀式であるとともに、両親にとっても親として生きる出発点。

専法寺ではお釈迦さまのお誕生日、4月8日の花まつりに合わせて初参式を開催しています。

また、ご希望の日取りでも随時受け付けておりますので、

阿弥陀如来さまの尊前で、ご家族やご縁ある方々が誕生をお祝いし感謝をしましょう。

◯所要時間:約30分(法要、記念品授与、記念撮影)

◯記念品の関係上、2週間前までにお申し込みください

詳しくは初参式のページをご覧ください。

年回忌について

大切な方のご法事。是非ともしっかりとお勤めください。

ご法事を仏縁として、亡き人へ心を手向けることはもちろん、

今の私の命、生を有り難く省みる儀式です。

 

最近では、年回忌が近い方のご法事を「まとめて」される方も増えてきました。

ご家族、有縁の方々が集いやすい環境を作っていくと致し方ない部分もありますが、

故人様お一方づつのご法事ですので、大切に営んで参りましょう。

できれば、ご命日当日に、平日などで難しい場合はご命日に近い日取りで。

 

平成30(2018)年回忌

・1周忌:平成29(2017)年ご往生

・3回忌:平成28(2016)年ご往生

・7回忌:平成24(2012)年ご往生

・13回忌:平成18年(2006)年ご往生

・17回忌:平成14年(2002)年ご往生

・25回忌:平成6年(1994)年ご往生

・50回忌:昭和44年(1969)年ご往生

 

浄土真宗の安芸地方、また三次をはじめとする備後地方の一部では、

毎月訪れる故人の月命日にお参りをする文化がありますので、

毎年のご命日、祥月(しょうつき)命日、月命日にはお参りをさせていただきますので、

ご都合の良い時間をご一報ください。

 

忙しい毎日だからこそ、慌ただしく過ぎる一年だからこそ、大切なことを見失わず。