毎年恒例、原爆の日、お盆を前にした専法寺墓地の一斉清掃を行いました。
専法寺の裏墓地は朝6時から、尾関山の専法寺墓地は18時から。
ご参加いただいた皆さん、暑い中本当にありがとうございました。
皆さんはどうでしょうか?
例えば、見ず知らずの方の家の前を掃除できますか?
お墓もそうです。
他家のお墓、墓所内に立ち入ることはなかなかできません。
ましてやそこのお掃除なんて。
専法寺墓地の一斉清掃では、気になる所には入らせていただいています。
きっと事情があって、なかなかお参りに来られないのでしょう。
雑草や、時には樹木が生え、そこだけならまだしも、前後左右に重なり合っている他家のお墓に草木が入り込んでいる場合、入らせていただきます。
2週間前には除草剤も散布させていただきました。
皆さんが気持ちよくお墓まいりできるように。
そして、なかなか来られない方々が、久しぶりにお参りに来た時に、掃除ではなく、ゆっくりと自分自身と向き合い、その命を見つめる時間にしてもらえるように。
しかし、私はともかく、朝早く、そして、夕飯時に時間を作って参加いただいた皆さんがいらっしゃったことを、少しだけ思い浮かべていただけると幸いです。
「お墓」は大切な方々が納められている場所でもありますが、無数の命の繋がりと、そこから生まれてきた私を改めて見つめる場所。