優しさ

優しさ

手向けられたお彼岸のお花。

優しさを感じます。

春のお彼岸は終わりましたが、お墓には優しいお花がまだたくさん咲いています。

私たちは優しさをいただいて育ちます。

私たちに優しさをもたらしてくれた大切な方々。

その方々に想いを馳せ、有難うという優しいお気持ちをお花として表現します。

お墓は寂しいところではありません。

優しい気持ちが溢れている場所です。

今、世の中は大変なことになっています。

殺伐とした言葉、雰囲気すら感じます。

こんな時こそ相手を想い、優し眼差しと言葉、心を大切に。

南無阿弥陀仏

耐える

耐える

とある企業の社長さんとお話しする時、必ず目に入る絵画。

荒波に強く叩かれる岩。波しぶきも四方に飛び、勢いも強い。

タイトルは「耐える」。

社長さんのご友人が書かれた絵。

今この時に見ると、改めて耐えなければならないと痛感。

寒い冬に耐えた花々が芽吹き始めました。

専法寺の彼岸桜もお彼岸に合わせて咲き誇っています。

鳥たちも木から木へ。

今、耐える時。

きっとそのうち春が来る。

友人の飲食店、旅行業、イベント会社。がんばれ!耐えろ!

春のお彼岸です。今ある私の命に感謝。

お墓の前で今一度振り返ってみてはいかが?

開花宣言

開花宣言

今年も専法寺の彼岸桜、三次の一番桜が咲きました。

樹齢おおよそ350年と伝わる老木。

耐え忍び、花を咲かせてくれる姿。

小さくふっくらした花は、どんよりとした社会情勢も忘れさせてくれます。

お彼岸の時期に咲くから彼岸桜。

来週から春のお彼岸です。

今ある私の命を見つめる機縁にして下さい。

三次の桜、開花宣言です。

冬と春の間で

冬と春の間で

一月、去ぬ。

二月、逃げる。

そして、三月がやってきました。

しかしこの冬は冬らしくない冬で、積雪も1回だけ。

先日は久しぶりに冷え込んだ朝で、しっかり霜もつきましたが、やはり冬らしくない。

そうこうしていると、コロナウィルスで世の中が慌ただしくなり、その影響はお寺にもやってきております。

多数が集まる葬儀、法事。今のところ自粛はありませんが、縮小、延期はありそうです。

また、もうしばらくすると春のお彼岸。

専法寺のお彼岸法座は中止とさせていただきます。

春の足跡はすぐそこまできていますが、冬の寒さより厳しいウィルスもすぐそばまで迫っています。

皆さんお気をつけ下さい。