小寒と大寒の間

小寒と大寒の間

久々に三次らしい雪となりました。

本堂や鐘つき堂に積もった雪が落ちる音。

すっぽりと雪で覆い隠されたお墓。

その中でも、

鳥は甲高い鳴き声で飛び回り、時には枝で羽を休める。

三次らしい光景です。

雪は花咲く春を迎えるために必要な要素。

この雪解け水が花の成長を後押しします。

24節気ではちょうど小寒と大寒の間、

72候では水泉動(しみずあたたかをふくむ)季節。

地中で凍っていた泉が少しづつ動き出すシーズンです。

寒さの中にも春を感じ始める季節。

新型コロナウィルス感染症で、

私たちはまさに冬のような日々を過ごしています。

しかし、そんな冬を嘆くだけではなく、

必ず次に来る春を待ち、花咲く日々への準備をする冬にしたいものです。