半袖

半袖

尾関山の新緑が萌え始めました。

毎年、多分、人様より一足早く半袖になります。

寒くない?と聞かれますが、

もちろん、寒い時もあります。

早く半袖になりたくて無理しているのを自分でも分かっております。

友人によると三次で一番早く半袖になっている男だそうです。

5月に入りいよいよ半袖です。半袖姿も珍しくない季節に。

しかし、半袖で外出するのも難しい時局。

5月も引き続き外出自粛の中で過ごさなければなりません。

自粛、我慢、忍耐。

その中でアイデアを出し、

またこれまでと違うコミニュケーションを図り、

今までの生活を有難く省みつつも、

贅沢をしていたことを思い知り、

人と会話することに喜びを感じる。

厳しさの中に優しさも生まれています。

しかし、子どもたちは限界が近づいているのと、

子どもたち同士のコミニュケーションが薄れていることが気がかりです。

しっかりと大人がサポートしなければと改めて思います。

専法寺も引き続き月参り、大人数での法事参りは自粛とさせていただきます。

お葬儀はご家族さまと連絡を取り合い執行させていただいております。

生活スタイルが変容している今、今の環境の中で何ができるのか。

しっかり今を見つめながら過ごしていきましょう。

半袖で早く会える日を心待ちにしながら。

新型コロナウィルス感染拡大防止専法寺の対策について

新型コロナウィルス感染拡大防止専法寺の対策について

謹啓 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

さて、新型コロナウィルスの影響を三次市でも身近に感じ、日常生活への支障にも繋がり始めています。

改めて、感染された皆様の早期回復を念じます。

専法寺としましては、皆様の健康を第一に、慎重に検討を重ねた結果、以下の対策をさせていただくこととなりました。

皆様方にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解ご協力を何卒宜しくお願い致します。

皆様、どうぞお体ご自愛ください。

皆様でのお参りの日々と、三次に素晴らしい春がまた来ることを信じ。    

合掌

浄土真宗本願寺派 梵行山 専法寺  住職 梵照英  副住職 梵大英

◯新型コロナウィルス感染拡大防止専法寺の対策について○

・お参りの際はマスクを着用させていただきます(住職、副住職、役僧)

・4月の月参りは自粛させていただきます。(延期の可能性有り)

・5月6日までの大人数での法事は自粛・延期とさせていただきます

・お葬儀の際はご一報ください

・2020年内の専法寺行事、法座の実施を中止とさせていただきます

以上

自粛と我慢

自粛と我慢

普段はうるさく感じる車のエンジン音。

何気なく出会う人がこんなに嬉しいとは。

三次は新型コロナウィルスの猛威にさらされています。

感染された方々、そのご家族、ご友人、皆さん辛い日々を過ごされているのではないでしょうか?改めて、感染された方々の早期回復を念じるばかりです。

今の三次市内はというと、先週とは大きく変わりました。

まず、学校が休みになったことはもちろんですが、会社、店舗の自粛営業、休業も目立ち始め、何よりも、自粛という言葉の重みを感じる生活に入りました。

心を引き締めて規律を守ることを自粛と呼ぶそうですが、それと共に我慢の日々を過ごすことを自覚しなければなりません。

自分は大丈夫、あれは他人事。

私もそうでしたが、先週までの三次はどこかでその傾向があったのではないかと思います。

自を高め、他を軽んじる、思い上がりの心のことを「慢」と仏教は説きます。

「慢」の心には七つの種類があるそうで、その中の一つに我慢があります。

もともと、我慢とは、驕り高ぶる自分本位の心を言います。

現代で我慢とは耐える、忍ぶ、という使い方ですが、本来の意味でいくと、自分本位の心を鎮め、他者の気持ちを汲むつつ生活をしていかなければならないのが、まさに今だと思います。

心を引き締め自粛し、他者を思いやる我慢をして、三次はこの難局を乗り越えます。その先には、お互いを支い会える素晴らしい社会がきっと待っています。

がんばろう三次!

花まつり/初参式について

花まつり/初参式について

4月8日はお釈迦様のお誕生日。

専法寺では毎年、花まつりに合わせて本堂に花御堂を設置しています。

御堂の真ん中にはお生まれになられたお釈迦様像。

周りにはお花。

お生まれになられた時、甘露の雨が降ったという謂れから、お釈迦様像に甘茶をかけておかけしてお参りします。(専法寺ではお水をおかけします)

今日から4月8日まで設置していますので、お参りの際はどうぞお水をおかけしてお参り下さい。

なお、予定しておりました花まつりのお参り、初参式ですが、新型コロナウィルス拡大防止のため中止とします。よろしくお願いします。

専法寺保育園1周年

専法寺保育園1周年

昨年の今日。専法寺保育園は三次市認可の小規模保育事業所として開園しました。

ご門徒の皆様を初め、地域の皆様、関係各所の皆様、園児と保護者の皆様、そして職員。多くの方々のお支えをいただき、お陰様で開園1周年を迎えました。

また、初めての入園児は、初めての卒園児となり、専法寺からの巣立ちとなりました。

寂しい気持ちもありますが、大きく育ってまた立ち寄ってくれる場所になってもらえればと思います。

新年度も継続して登園してくれる園児、そして新入園児が、心地よく育つことのできる保育園づくりに努めて参ります。

地域を受け継ぎ守っていくということは、私たちまで受け渡していただいた多くの先人の皆様方に感謝すると共に、これからの未来を作っていく子どもたちが健やかに成長できる環境を作ることだと思っています。私たちがそうしていただいたように。

保育園としてはようやく1歳になったばかりです。

引き続き皆様方のご指導、ご協力を宜しくお願いします。

優しさ

優しさ

手向けられたお彼岸のお花。

優しさを感じます。

春のお彼岸は終わりましたが、お墓には優しいお花がまだたくさん咲いています。

私たちは優しさをいただいて育ちます。

私たちに優しさをもたらしてくれた大切な方々。

その方々に想いを馳せ、有難うという優しいお気持ちをお花として表現します。

お墓は寂しいところではありません。

優しい気持ちが溢れている場所です。

今、世の中は大変なことになっています。

殺伐とした言葉、雰囲気すら感じます。

こんな時こそ相手を想い、優し眼差しと言葉、心を大切に。

南無阿弥陀仏

耐える

耐える

とある企業の社長さんとお話しする時、必ず目に入る絵画。

荒波に強く叩かれる岩。波しぶきも四方に飛び、勢いも強い。

タイトルは「耐える」。

社長さんのご友人が書かれた絵。

今この時に見ると、改めて耐えなければならないと痛感。

寒い冬に耐えた花々が芽吹き始めました。

専法寺の彼岸桜もお彼岸に合わせて咲き誇っています。

鳥たちも木から木へ。

今、耐える時。

きっとそのうち春が来る。

友人の飲食店、旅行業、イベント会社。がんばれ!耐えろ!

春のお彼岸です。今ある私の命に感謝。

お墓の前で今一度振り返ってみてはいかが?

開花宣言

開花宣言

今年も専法寺の彼岸桜、三次の一番桜が咲きました。

樹齢おおよそ350年と伝わる老木。

耐え忍び、花を咲かせてくれる姿。

小さくふっくらした花は、どんよりとした社会情勢も忘れさせてくれます。

お彼岸の時期に咲くから彼岸桜。

来週から春のお彼岸です。

今ある私の命を見つめる機縁にして下さい。

三次の桜、開花宣言です。

冬と春の間で

冬と春の間で

一月、去ぬ。

二月、逃げる。

そして、三月がやってきました。

しかしこの冬は冬らしくない冬で、積雪も1回だけ。

先日は久しぶりに冷え込んだ朝で、しっかり霜もつきましたが、やはり冬らしくない。

そうこうしていると、コロナウィルスで世の中が慌ただしくなり、その影響はお寺にもやってきております。

多数が集まる葬儀、法事。今のところ自粛はありませんが、縮小、延期はありそうです。

また、もうしばらくすると春のお彼岸。

専法寺のお彼岸法座は中止とさせていただきます。

春の足跡はすぐそこまできていますが、冬の寒さより厳しいウィルスもすぐそばまで迫っています。

皆さんお気をつけ下さい。

にぎやかに

にぎやかに

1月25日土曜日。

専法寺の境内が賑やかでした。

専法寺保育園と合同でお餅つき。

園児や保護者、ご門徒の皆さん、そして、カープから安部選手、で、梵英心。

子供たちと一緒にお餅をつき、もちまき、そして選手からサインも。

午後からは親鸞聖人のご命日法座、御正忌をお勤めし、梵英心から、ご声援いただいたご門徒の皆様に、お礼のご挨拶をさせていただきました。

2020年の専法寺の行事が賑やかにスタート!

今年は専法寺開山500年の記念法要も行いますが、より一層、皆さんにお参りしていただきやすい環境作りを行い、地域にとって大切な場所作りに努めていきます。